HOPE教育支援グループについて

私たちは、大阪府枚方市を拠点に、多様な教育の選択肢を提供することで、一人ひとりの子どもが自分の未来に希望を持てる社会を目指す教育支援グループです。
このページでは、私たちの理念と、それを実現するための具体的な5つの事業についてご紹介します。

私たちの理念なぜ、この活動を始めたのか

「学校だけがすべてじゃない」
という、当たり前をつくりたい。

不登校は、決して特別なことではありません。
それは、子どもたちが今の環境に対して発する、正直で切実なサインです。

日本の教育現場は、過度な学力競争、同調圧力、「みんなと同じ」であることを求める画一的なシステムによって、多くの子どもたちに大きなプレッシャーを与えています。その結果、学校で「孤独」を感じ、自信を失ってしまう子どもたちが後を絶ちません。私たちは、そんな子どもたち一人ひとりに寄り添い、「学校の外にも、あなたの輝ける場所は必ずある」と伝えたい。その想いから、一般社団法人HOPE教育支援グループは設立されました。

 

社会課題データで見る
子ども達の危機

「助けて」と言えない子どもたちが、すぐそばにいる。

日本は、先進国の中で「孤独を感じる子どもの割合」が最も高いという調査結果があります。
その背景には、子どもたちを取り巻く複雑な社会課題が存在します。

出典:UNICEF, Child poverty in perspective: An overview of child well-being in rich cuntries, Innocenti Report Card 7, 2007 UNICEF Innocenti Research Centre, Florence.

【衝撃的なデータが示す現実】

精神的幸福度ワースト2位

2020年、ユニセフ(UNICEF)が先進・新興国38カ国を対象に行った調査で、日本の子どもの「精神的幸福度」は、まさかのワースト2位でした。これは、多くの子どもたちが日々の生活に満足できず、心の充足感を得られていないという、目を背けられない現実を示しています。
(出典: UNICEF Report Card 16, 2020)

学校での孤独感、先進国で最も高い水準

OECD(経済協力開発機構)が2003年に行った国際調査では、日本の15歳の子どもが学校で「孤独を感じる」と答えた割合は、調査対象国の中で最も高い29.8%でした。この「つながりの希薄化」は、その後も改善されておらず、子どもたちの心を蝕む大きな要因となっています。
(出典: OECD PISA 2003)

この「孤独」と「幸福度の低さ」を生み出している背景には、子どもたち個人だけの問題ではなく、社会構造そのものに目を向ける必要があります。

【その背景にある3つの課題】

家庭・地域社会におけるつながりの希薄化

核家族化や共働きの増加、そして地域コミュニティの衰退により、かつては当たり前だった「社会全体で子どもを育てる」という感覚が失われつつあります。親自身も多忙さから孤立し、子どもと向き合う時間や心の余裕を失いがちです。少子化は、子どもが多様な価値観に触れる機会をさらに減少させています。

・核家族化の進行と地域コミュニティの衰退
・親の多忙化と孤立
・少子化による同世代との関わりの減少

学力教育の課題

「みんなと同じ」であることが求められ、学力という単一の物差しで評価される教育システムは、多くの子どもたちに大きなプレッシャーを与えています。個々の才能や多様性が軽視され、はみ出すことへの恐怖がいじめの温床にもなっています。教師も多忙を極め、一人ひとりの心に寄り添う余裕がないのが現実です。

・学力競争の激化とプレッシャー
・画一的な教育と多様性の軽視
・教師の多忙化とケア不足
・深刻化するいじめ問題

社会的サポート体制の不十分さ

学校でも家庭でもない、子どもたちが安心して過ごせる「第三の居場所」が圧倒的に不足しています。公的な支援制度もまだ十分とは言えず、多くの親子がどこに相談すればよいか分からず、孤立を深めています。

・子どもたちの「心の居場所」の不足
・支援制度の認知度不足と未整備

私たちの事業紹介
5つのアプローチ

多様な選択肢で、一人ひとりの「希望」を育む。

私たちは、子どもたちの状況や興味、目標に合わせて選べる、
5つの異なる「居場所」「体験」「学び」の場を提供しています。

HOPEフリースクール

不登校の小中学生が、
安心して過ごせる「居場所」

まずは心を休めること。それがここでの一番の目的です。学習のプレッシャーから解放され、同じ仲間や理解ある大人との関わりの中で、次の一歩を踏み出すエネルギーを蓄えます。

枚方オルタナティブスクール「ひらたな」

探究学習を通して「生きる力」
を育む、新しい学びの場

画一的なカリキュラムではなく、プロジェクト型学習などを通して、知的好奇心を最大限に尊重し、社会とつながる主体的な学びをデザインします。

HOPE学習塾

「個」の教育を追求し、
自信を取り戻す学びの空間

受け身の授業ではなく、自ら学ぶ力を育む空間です。不登校の学習サポートも行っています。一人ひとりの目標に合わせたオーダーメイドのカリキュラムで、確かな学力と自信を築きます。

あおい高等学院(業務連携)

自分のペースで未来を描く、
高卒資格取得サポート

高校卒業を諦めない。学習の遅れや心の問題に寄り添いながら、一人ひとりのペースで高卒資格取得を完全サポート。その先の進学や就職まで、キャリアデザインを共に考えます。

キャンプ事業

非日常の「体験」が、
大きな自信になる

滋賀県高島市や北海道千歳市の雄大な自然が教室です。仲間と協力して課題を乗り越える宿泊体験は、都市での生活では得られない自己肯定感と協調性を育む貴重な機会です。

利用者の声活動がもたらした変化

「ここに来て、よかった」その言葉が、私たちの原動力です。

私たちは、子どもたちの状況や興味、目標に合わせて選べる、
5つの異なる「居場所」「体験」「学び」の場を提供しています。

息子が不登校になり、なかなか合いそうな居場所が見つからず、家で過ごす日々が続きました。家ではどうしてもゲームや漫画にかたよりがちでしたが、親の私はゲームや漫画以外の世界もしってほしい、学校に行かなくても知的好奇心がくすぐられるような「学び」の機会を確保してあげたいと思っていました。そんな折、ひらたなの探究学習のことを知り、これだ!と思いました。漢字や計算に取り組むのが難しい息子でしたが、ひらたなで行われている様々な実験や探求には心踊るようで、積極的に参加しています。そして少しずつ自分のペースで基礎学習にも取り組む姿が見られてきました。
また異年齢の子どもたちとの関わりの中での学びも多く、先生方も子どもたち一人ひとりの気持ちに大切に寄り添ってくださり、少人数の集団ですが、社会性の広がりをとても感じています。
毎日家でしんどそうだった息子が、自分で身支度を整え、楽しみを抱いて笑顔でひらたなへ登校していく姿が見られるようになったことが何よりも嬉しく感謝でいっぱいです。

中学2年の春に突然学校に行けなくなり息子に合った勉強場所はないかと探していたところ、こちらに出会いました。親の気持ち考えと子供の気持ち考えをしっかり聞いてくださり子供が自ら通うと決めて高校3年までお世話になりました。今は大学に通い好きな事をとことんしております。先生方に出会い視野が広がり色んな可能性を教えていただき本当に感謝しております。

法人概要

私たちの組織について

法人名 一般社団法人 HOPE教育支援グループ
代表理事 伊藤 直之
設立年月日 2025年8月4日
所在地 〒573-0064大阪府枚方市北中振1-2-7
事業内容 フリースクール事業、オルタナティブスクール事業、学習塾事業、他

 

あなたの寄付で私たちの活動を支えてください。

経済的な理由で、私たちの支援を必要としながらも利用できない子どもたちがいます。
あなたの支援が、一人の子どもの未来を直接支える力になります。

     

子どもたちの笑顔が
私たちの力。

皆様のご支援が、子どもたちの力になり始めています。

不登校の子どもたちのための新校舎設立に向けて、120万円を調達!

一般社団法人HOPE教育支援グループは、不登校の子どもたちのためのオルタナティブスクール「ひらたな」の新校舎設立に向けて、クラウドファンディングと寄付を通じて120万円の資金を調達しました。この資金は、枚方市にある一軒家をリノベーションし、子どもたちに安心して学べる環境を提供するために使用します。
私たちは、7年間にわたり不登校の増加という社会課題に取り組んできました。今回の資金調達は、多くの方々の温かいご支援によって実現し、心より感謝申し上げます。
この新しい校舎が、子どもたちにとって「希望の秘密基地」となることを目指し、今後も活動を続けてまいります。引き続きの応援をよろしくお願いいたします。

「お金がないから」という理由で、子どもの可能性を諦めたくない。
あなたの寄付が、経済的に困難な家庭の子どもたちを支える「奨学金」になります。